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Love Earth

せつこさんではないですが本当に月日がたつのは早いですね。
このイベントから早3ヶ月が経とうとしています。

すみません、遅れました!!

このイベントは大阪の弁天町であり、午前中は遺伝子組み換え作物についてのDVDを見ました。
内容はなかなか驚きで会社がえぐいと思わせられる内容もありました。
例としてジャガイモのお話ですが昔アイルランドで同じ品種のジャガイモをよく取れるからと植えました。害虫がたくさん出たのでジャガイモはほとんど死んで、ジャガイモしか植えてなかったアイルランドの人々は大勢が餓死したそうです。
この話では種類の多様性の重要さが示されました。
いまでは生産技術などの関係で種類が減り、昔ながらの抵抗力が強かったり個性のある野菜が少なくなっています。

そして緑の革命について。
の革命とは簡単に言うと品種改良です。一代だけ、要するにその作物の種から生まれるのはたいていへなちょこですが、植えられてマニュアルどおりに育てられたらたくさん取れるという作物がつくられました。しかしこれではその土地に適応した作物ができないという欠点があります。
さらに毎回植える度に種を買うので種を売っている会社は毎回設けることができるという作物でもあります。
また、品種改良作物は大変すごく考えられた作物です。これは農薬、化学肥料などの使用が前提なので、これらの会社も毎年必ず儲かるというよく考えられた作物です。ちなみに今日本ではお米を作るのに機械を入れたりしたら赤字になるそうです。

そして遺伝子組み換え作物。だいぶ省きますが、現在アメリカでは種に特許があり、遺伝子に特許があります。この特許があるということは購入していない畑から特許をとった遺伝子が入った作物が生えていた場合特許を侵害しているので、訴訟が起こされます。
しかし植物ですので運搬の途中で落ちて生えたり、隣の畑の作物の花粉が飛んでくるなどして混じります。そうした結果2000件以上もの農家が訴えられているそうです。

続いて午後ですが中村隆市さんの講演です。
ご自身がかかわっているスロービジネスについてと原発関係についての講演でした。
スロービジネスはフェアトレードと同じような考えで行われるものです。これについてはナマケモノ倶楽部を見てもらえば詳しく載っています。
ここでは原発とs再処理工場について。
青森県の六ケ所村に原発で出る核燃料の再処理工場がつくられていますが、その結果農産物や海産物が汚染されます。これは青森県も認めていることで、その汚染度は一年間で米が90ベクレル、魚が300ベクレル。
比べる対象として政府がチェルノブイリの事故のとき輸入禁止した汚染度が370ベクレル、中村さんが勤めていた正教の基準は10ベクレルです。(輸入されなかった作物は発展途上国などの貧しい国に送られたそうです)
さらに子どもほど影響を受けやすいので再処理工場の近くなどでは子供の白血病などの割合がほかよりも高いとか。
ほかにもまだまだあるのですがより詳しく知りたい人はぜひ公園などに参加して聞いてみてください。
最後に、ドイツの再処理工場は安全性の問題から稼働が中止されています。

追伸
このイベントに参加したのは私ハカセ、せつこさん、笠松さん、丸谷君でしたが私以外は午後から来ていてブースを手伝っていたそうです。(下で販売などのブースがありました)
よって私は約10分ほど会話して京都に向かったので詳しく何をしていたのかは知りませんw
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by asante-fair | 2007-09-08 05:00 | 日記
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