バナナの講演会

一回生の丸谷です。
7月24日に近畿大学の研究員の久賀さんがバナナの講演をしてくださいました。参加者は三回生の瀬戸さん、笠松さん、一回生の松村君と僕でした。始めに、契約栽培について話をしてくださいました。契約栽培というのは、加工業者が生産者に対して一定の価格を保障するという事なのですが、契約栽培には、メリットとデメリットがあります。メリットは、技術移転や雇用機会の増加、近代化などがあります。デメリットには、モノカルチャーになったり、農薬、自給自足の崩壊、人的な健康被害、土壌被害があります。そして、デメリットの解決には、適地適作を行いモノカルチャーを避けて生産体系に配慮をして、再投資を可能にするコストに見合った所得の獲得、生産や流通、消費の側面から輸入のバナナを捉えなおすいけないとおっしゃっていました。その後、大阪のよどがわ市民生協がタイとしているバナナのフェアトレードの話をしてくださいました。まず、よどがわ市民生協とタイの農民の人との間に輸出会社P社が入って、タイの農民はP社にバナナを送り、それをP社がよどがわ市民生協に輸出します。さらに、農民はいくつかののグループに分かれて、情報収集によってよどがわ市民生協の需要と供給を調整します。グループとP社の取決めには、農薬禁止や化学肥料の規制、出荷規制があり、出荷規格には、1本100g以上や傷、虫、打ち身を除いたり、円周11センチ以上など結構厳しい出荷規格でした。当然これだけ厳しいと規格外バナナが大量に余ってしまいます。その規格外バナナは1キロを2バーツでバナナケーキを作っている人がひきとったりしているそうです。規格外バナナの写真を見ましたが、まだ食べれるバナナが大量にあって非常にもったいない気がしました。日本人はかなり贅沢を言っている気がしました。しかし、このバナナでの収入によって少しながらタイの農民の生活の底支えになっているそうです。なぜかというと、中心となる作物は収穫まで時間がかかってしまうので、早く収穫できるバナナを中心となる作物が成長するまでのつなぎになっているからです。さらに、バナナの生産者価格は安定していて、他の作物の価格が上下してもバナナが底支えします。
バナナ輸出を持続的に行うことで地域経済や農家経済の活性化につながりますが、最後にはフェアトレードから脱却して自立しないといけないと久賀さんがおっしゃっていました。これも久賀さんの言っていた事なんですが、バナナを買う時には、「生産者の支え」、「生産者の配慮」の品質を考えてください。
 講演会の後、久賀さんとお菓子を食べながら少しお話をしました。久賀さんと将来についていろいろな話をしました。非常にプラスになる話ばかりでした。しかし、将来の話をすると自分のやりたい事について非常に悩んでしまいます。久賀さんからアドバイスをもらいましたのでじっくり考えていこうと思います。
 最後になりますが、この日は様々な話が聞けて非常に充実した日になりました。久賀さん、わざわざ講演をしてくださって、ありがとうございました。
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by asante-fair | 2007-07-29 02:33 | 日記
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