フィリピンの幼稚園AKCDF

6月21日にAYJに参加してらっしゃる矢田さんによってフィリピンの教育の勉強会が行われました。締め切りを実は過ぎてます。ごめんなさい。

参加者はわずか二人。発表者の矢田さんと、遅れましたが私一回のhakaseです。
まずは簡単にフィリピンの教育についてお聞きしました

簡単に纏めるとまずフィリピンの公立の学校教育費は無料です。しかし何事もうまい話ばかりではないのです。隠れた費用、制服代、食費(給食ではなく持参)などのお金がかかります。ほとんどの家庭は支払うことができません。ご飯など食べなかったり、自分たちと違う生活をしているということで、わずかに通う貧しい子はいじめに会うこともあるそうです。
次にフィリピンの公用語は二つありタガログ語と英語ですが、普段話しているのはタガログ語です。でも授業は英語です。算数は足し算や引き算とかから始まるので、数字について教えてもらうことはできません。ですので小学校に行く多くの家庭が幼稚園でそれらを教えてもらいます。しかし、幼稚園は公立ではないので有料です。貧しい家庭はいけません。

以上のような説明の後にAKCDFの説明をしていただきました。これは個人が設営したもので、設営動機は貧困のため学校に行けない子供たちの現状を目の当たりにしたマミーさん(本名フロデリサ・ガランさん)が息子さんのポールさん(シンガーソングライターです)の募金活動の助けを借りてマニラのイーストリバーサイドに元となるERDCを設営しました。ポールさんは毎年日本にこられてコンサートをするそうです。机や椅子、黒板は地区に住む父親の方々の手作りです。設営は1988年。私より少し年上です。
マミーさんは「すべての子供は私の子供」という理念の元活動され1993年にお亡くなりになられました。現在ERDCは拡張され1998年からAKCDFとなりました。
貧しい家庭の子の教育をするので、もちろんお金は低料金。払えないところは無償です。給食も出ます。個人的には政府が見習ってほしい環境です。

説明の後はビデオ鑑賞です。二部構成で最初にAKCDFに通う女の子の日常の映像です。そしてスタッフの方のお話ですが、この内容は簡単に纏めると上の奴とあまり違わないので省きます。まあ、違う点で印象に残った点をひとつ。フィリピンに来る観光客は豊かな自然などを見るが、その裏にあるこのような貧困の現実を知らないという点です。この点がただ単に遊びに旅行に行くか、見聞を広めるかの違いなんでしょう、きっと。

女の子は家のお手伝いなどもしながら学校に行きます。兄弟のお夕飯を作ったりしながら。夕飯はインスタントラーメン一つを家族で分けて食べます。私はインスタントラーメンが本当に世界中にあるのにびっくりしたら、矢田さんにフィリピンは貧困は有るけど文化的には低くないよ、と突っ込まれました。彼女は狭い家に家族で住んでいて(下手したら110畳もないかも)、汚い川のほとりに家は立っています。川の岸にはごみがいっぱい。雨の日の楽しみが体を洗うことでした。マニラは水道が民営化されたので水道代が高いそうです。
勉強は好きでもっと勉強したいと言っていました。実際目はきらきら輝いていて本当に楽しそうでした。お母さんは勉強も教えてくれるだけでなく、ご飯も食べさせてくれるので本当に助かるとおっしゃってました。
学校の授業風景ももちろん映りましたが、みんな熱心に楽しそうに勉強していました。

皆さんは読まれてどう思われたでしょうか?やっぱりかわいそうでしょうか?

私は子供たちに対しては大変だなぁと思っただけです。かわいそうだとも不幸だとも思いません。冷たいと思われるかもしれませんが、日本の子供やアメリカの子供とかに比べて学ぶための環境は不便で大変だとは思いますが、決して不幸だとは思いません。
これは映像で見てない方にはわからないので申し訳ありませんが、本当に目がきらきらして楽しそうだからです。日本の子供は宝物は何かと聞かれたら書くのにすごい時間がかかるそうですが、きっと彼女たちにはそんなことはないと思うんです。貧しいことは不便で悲しいことも起きてしまうけれども、お金持ちが幸福ではないのと同じように貧しさは決して不幸ではないと思うからです。
私はビデオを見て、マミーさんとご家族の活動をみて改めてどのように手を差し伸べればいいのか?ということを考えさして頂きました。

ちなみにAYJではフェアトレード商品も扱っていてHPでは近大の生協でも扱っているそうですが、私はまだ見たことがありません。並ぶ日を待てばいいのかな?

最後にフィリピンのことをもっと知りたい、興味を持ったという方はリンクからPEPUPさんや検索でAYJへ。もっと詳しく乗っています。
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by asante-fair | 2007-07-04 17:26 | 日記
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