ヨルダン事業報告会@NICCO

京都にあるNGO団体NICCOでヨルダン事業報告会に参加させていただきました。
参加者は笠松・瀬戸・長谷川(知)です☆

ヨルダン事業報告会をしてくださったのは、実際ヨルダンへ行き、活動をしていた津田さんという女性の方です。
津田さんが行った事業は、住民参加型環境保全節水有機農法、通称パーマカルチャー事業です。
パーマカルチャーとは、簡単に言うと、持続可能な環境と人間の共生関係の構築を目的とした、環境デザイン型手法のことです。

まず、ヨルダンは途上国というより発展中心国という発展している途中段階の国だそうです。
そして政府は、中小企業をバックアップしようとお金を出してくれるそうです。


今回のこの事業は、JICAとの共同事業でもあり、有機農法を農家に教えるだけでなく、市場に出るまでの流通経路まで、NICCO&JICAが関わったそうです。
そして、今回の対象となった農作物は、なんとオリーブオイル!!
ヨルダンではまだ有機栽培のオリーブオイルが作れていないそうなので、今回のこの事業が成功したら注目されるであろう作物です。
そして、有機認証を得るために現在は世界共通の認証や、ヨルダン国内における認証機関がないため、日本の認証JASを取る事を目標に事業を進めていったそうです。
日本の有機認証JASを取得するためには厳しい審査を通らなければならないそうで、認証を得るために津田さんは色々な苦労をしたそうです。
例えばオリーブをこし取るためのフィルタリングに使う紙も、普通の紙を使ってはその時点で認証は取れなくなってしまいます。
これは紙に不純物が入っている可能性があるためです。
あと、害虫駆除のために使うものがいくら有機物などの自然に優しいものでもダメだそうです。
(使ったら、「植物にとっていいものをふりまいているんです」と書類には書くらしい。おもしろい・・・)
あと、1回生は実験前に言われた記憶あるかと思いますが、有機JASも記録が大事なのです。
将来研究方面に進む方はよくよく覚えていた方がいいですね♪
ですが、アラブ系の人たちは文字を残す習慣がないそうです。
アラブの習慣でいうともう一つ、グループになりリーダーの指示に従うという習慣がないそうです。
習慣にないことを教え込まなくてはいけないので津田さんは苦労されたそうです。

結果的に有機JIAS認証が取れ、収入も十分入ってきたそうで、この事業に携わってきた農家や、ボトリングなどの役割を果たす工場の方達は大変喜ばれたそうです。

さて、NICCOはもともと農村開発などをやるNGO団体でして、フェアトレードとは関係のない団体ですが、今回のこの事業にはなんとヨルダンのフェアトレード団体も関わってきたそうです!!
フェアトレードは色んなことと繋がっているんだなぁ、と実感してしまいました☆

以上、NICCOボランティアのrenaでした♪
[PR]
by asante-fair | 2006-02-10 23:43 | 日記
<< 憲法のことわすれないうちに… 福井見学 >>